お知らせ
- 2024/12/26すべての方
- 亀谷茉莉子が令和6年度広島大学エクセレントスチューデントスカラシップ成績優秀学生として表彰されました。
- 2024/12/26医療関連
- 第9回日本子ども虐待防止歯科研究会・学術大会が東京都千代田区歯科医師会館にて開催され、浅尾友里愛が発表しました。
- 2024/12/26医療関連
- 第43回日本小児歯科学会近畿地方会大会が神戸芸術センターにて開催され、秋友達也・濵口 周万が発表しました。
- 2024/11/21医療関連
- 3rd Global Summit of IAPD : Pulp Therapy Rooted in Evidenceが、ポルトガル・ポルトにて開催され、光畑智恵子・浅尾友里愛が発表しました。
- 2024/11/21すべての方
- 野村良太が『すごいよ! みんなの歯 2』を分担執筆しました。
- 2024/11/11医療関連
- The 13th Biennial Congress of the Pediatric Dentistry Association of Asiaがタイ・バンコクにて開催され、岩本優子・金木亜美・西村卓が発表しました。
- 2024/09/26すべての方
- 未来博士異分野交流ポスターセッション『広大 HU SPRING"3QUESTIONS"~未来への3つの問い~』が開催され、金木亜美・池田舜也・小川将史・田畑映見が発表しました。
- 2024/09/26すべての方
- 名古屋市保健所緑保健センター主催「幼稚園・保育所歯科講習会」において浅尾友里愛が講演いたしました。
- 2024/09/26医療関連
- 令和6年度三次市歯科医師会学術講演会において、岩本優子が講演いたしました。
- 2024/08/26すべての方
- 第33回広島もみじの会サマーキャンプにて歯科検診を実施しました。
- 2024/08/06すべての方
- 日下知が2024年7月1日付で助教を拝命しました。
- 2024/08/02医療関連
- 歯科研修医を対象とした、研究室紹介・見学会を開催しました。
ごあいさつ
生涯健康な口腔を維持できるかどうかは、出生直後の子どもの口腔へのアプローチからはじまっていると言っても過言ではありません。例えば、う蝕の原因細菌をはじめとした口腔の常在細菌の多くは、乳幼児期に感染することが科学的に証明されています。そのため、小児期に病原細菌の口腔への定着を予防することができれば、生涯を通じて歯科疾患にかかりにくい口腔内環境を作ることができる可能性があります。
成長による目まぐるしい変化を遂げる子どもを対象とする小児歯科では、予期せぬ難症例に突然遭遇することがあります。また、少子化に伴い保護者の歯科に対する意識は高まるとともに多様化してきています。私たちは、あらゆる難症例や多種多様なニーズに応えていけるよう全力を尽くすとともに、問題に柔軟に対応することのできる高い診断能力や論理的思考力を身につけた歯科医師の育成に努めています。
研究室では、子どもの口腔から分離・培養したう蝕の原因細菌の遺伝子解析を行い、う蝕の病原メカニズムの解明や新たな治療方法の開発を行っています。近年では、う蝕の原因細菌の中に特殊な表層構造を有するものが存在し、そのような菌を口腔内に保有する対象では、循環器疾患などの全身疾患の発症リスクが高くなることが明らかになってきています。私たちは、全身の健康における口腔の健康の重要性を科学的に証明し続けていきたいと考えています。
小児歯科学
教授 野村 良太